看護師、より良い人間関係のために

看護師、より良い人間関係のために

 

誰かのために役に立ちたい、病気で苦しんでいる人を助けてあげたい…
多くの看護師たちは、そんな純粋な思いから看護師を志したことでしょう。
しかし、そんな純粋な思いを今も持ち続けている看護師は少ないのではないでしょうか。

 

 

看護師の仕事は、人の健康と命を守るとても重要な仕事です。そして、医療の高度化と業務の複雑化、患者の高齢化など、多様なニーズに適応できるために、看護の質を向上させることも責務です。
看護の質を向上させるということは、個々の看護技術を向上させればいいというのではなく、良質な看護ができる様な環境を整えることも必要です。
看護師が、自分の能力を発揮できる様な働きやすい環境づくりが基本ではないでしょうか。

 

 

昨今の看護師の離職や転職が多いのも、その職場環境が原因です。
職場環境といっても、労働条件や待遇ではなく人間関係を指しており、看護師が抱えるいちばんの職務ストレスとなっているのです。

 

人間関係の悩みは、看護師の職場だけに限ったことではなく、どんな職場でも当てはまることですが、特に女性が多い職場では、陰口や無視、悪質な意地悪など、トラブルは避けられませんね。
しかし、看護師はチーム医療の一員ですから、医師、看護師上司・先輩・同僚、作業療法士、栄養士、薬剤師、医療ソーシャルワーカーなど、一人の患者に関わる複数の専門職の人たちとの円滑なコミュニケーションが大切な仕事です。。
人間関係の問題を抱えた看護師に、良質な看護ができるでしょうか…

 

 

現在は、各医療機関でも、より良い職場環境を目指して様々な取り組みが行われています。
まず新人からの教育を徹底し、医療チームの一員としての自覚を持ち、看護現場を理解してチームの一員として役割と責任を果たせること、自己を理解し、他者への思いやりの気持ちを持ちながら、看護師間や他職との豊かな人間関係を築ける能力を養うことなどを盛り込んだ新人教育プログラム。
自己評価と他者評価を踏まえた自己啓発などを目的とした研修。
外部専門講師によるコミュニk-ション能力の育成講座。
職場における課題や問題点をあらゆる角度から洗い出し、上下の関係なくそれぞれの立場での意見交換で改善策を見出すミーティング。
医療に関わる者同士が、職場を離れて交流の場が持てるリフレッシュ研修。
などなど、真の看護の心で従事できるような職場環境を整える試みをしています。

 

 

しかし、いくら様々な取り組み制度が整った医療機関で働いていても、要は看護師自身の心の在り方次第です。

 

人と人との関係はとても難しいのですが、自分の考え方や接し方が変わるだけで相手が変わることもあります。決して「自分だけ」とは思わず、看護師を志した純粋な思いを思い出してみて下さい。

 

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